フランクフルトの名物料理、ソーセージ、酒、菓子を一挙公開!

ドイツ料理といえば、ソーセージとジャガイモとビール?いいえ、それだけではありません。今回は、ドイツでも特にフランクフルト周辺の名物料理を集めてみました!

飲み物

Apfelwein アップルワイン 

ドイツでも主にフランクフルト周辺でのみ生産・消費されるアップルワイン。リンゴジュースをアルコール発酵させて作られます。アルコール度数は5−7%とほぼビールと同じ程度。やや酸味があり、初めて飲む人にはあまり美味しくないと感じる人も多いようです。

フランクフルトのザクセンハウゼン地区には、アップルワイン酒場があり、連日地元の人や観光客で賑わっています。数人で頼む時は、是非Bembel(ベンベル)と呼ばれるピッチャーで頼んでください。このベンメル、お土産としても人気です。また、グラスはGeripptes(ゲリプテス)と呼ばれ、ひし形の模様を施してあるのが特徴。
ザクセンハウゼンまで行く時間がない!という方は、スーパーにも、様々なメーカーのアップルワインが売られていますので、探してみてくださいね。

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Von Eva K. on Commons / Eva K. on German WikipediaEva K. on Commons / Eva K. on German Wikipedia, CC BY-SA 2.5, Link

Ebbelwei-Expreß アップルワイン電車

フランクフルト市内の週末の土日には、ちょっと派手で可愛いアップルワイン電車がトラムの路線を走っています。小さいプレッツェルのスナックとアップルワイン(もしくはりんごジュース)を片手に、観光ルートを楽しんでみて。

エッベルヴァイエクスプレス(Ebbelwei-Expreß):Ebbelweiとは、Apfelweinのヘッセン地方の方言。

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Von Ralf Houven, CC BY 3.0, Link

Mispelchen ミスペルヒェン 

カルバドスという林檎を原料とする蒸留酒(アップル・ブランデー)に、びわを漬け込んだお酒。アップルワイン酒場で、締めのドリンクとして飲まれることが多いです。フランクフルト名物の飲み物だけど、生まれは1970年代と割りに新しい。ヨーロッパで普及しているセイヨウカリンではなく、こちらでは珍しい日本のびわを使っているのが面白いですね!

菓子

Bethmännchen ベートメンヒェン

主にクリスマスに食べられる、フランクフルト名物のお菓子。丸めたマジパンにアーモンドで飾り付け、卵を塗ってから焼いています。一説によると、由来は昔フランクフルトで活躍した銀行家の一族・ベートメン家から来ているらしいです。それによると、「1838年、当時ベートメン家に仕えていたフランス人料理人が発明した。当初は、ベートメン家の4人の息子にちなんでアーモンドが4つ付いていたが、その後息子のうち一人が亡くなったため、アーモンドは3つになってしまった。」とのこと。諸説あるみたいですが、面白いですね!

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Von Alexander Klink – Own work by uploader, taken using a Sony alpha 700, Minolta 50mm 2.8 Macro, CC BY 3.0, Link

Frankfurter Brenten フランクフルターブレンテン

生地がマジパンからできているところが、上記のベートメンヘェンと似ていますね。でも、生地の一部に小麦粉を使っていたり、砂糖の代わりに蜂蜜を使っていたり、型を用いて成形したりしているところが、ブレンテンの特徴です。ベートメンヘェンと同様、主にクリスマスのシーズンに食べられるお菓子として知られています。

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Von Alexander Klink – Own work by uploader, taken using a Sony alpha 700, Minolta 50mm 2.8 Macro, CC BY 3.0, Link

Frankfurter Kranz フランクフルタークランツ

日本でもおなじみ、フランクフルタークランツ。リング状に焼いたバターケーキにバタークリームを挟み、さらに周囲もバタークリームを塗った上、カリカリにカラメル化させたアーモンドまたはクルミをまぶしたケーキ。オリジナルは、トッピングに赤いチェリーが載っています。

由来は、神聖ローマ帝国の皇帝の戴冠式から。フランクフルトでは中世の頃から神聖ローマ帝国の戴冠式が行われていました。言われてみれば、冠に似ていますね。クランツは、ドイツ語で花輪という意味です。

Haddekuche ハッデケーキ

ヘッセン州の方言で、ハードケーキの意味。ひし形で平べったいジンジャーブレッドで、アップルワインのグラスと同様、ダイヤモンド状の模様が表面に施されています。

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Von -jha-, CC BY-SA 3.0, Link

食事

Frankfurter Rippchen フランクフルト風リブ

塩漬けした豚ロース。付け合せはザワークラウトやマッシュポテトでボリュームたっぷり!何人かで分けて食べるといいです。

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Von Frankfurter-rippchen-mit-kraut-kpl.001.jpg: Dontworry derivative work: Hic et nunc – Diese Datei wurde von diesem Werk abgeleitet: Frankfurter-rippchen-mit-kraut-kpl.001.jpg: , CC BY-SA 3.0, Link

Grüne Sauce グリーンソース

サワークリームまたは生クリームに、たっぷりの刻んだハーブと味付けに塩胡椒や酢・レモンを加えたもの。ジャガイモや茹でた卵にたっぷりかけられます。シュニッツェル(ドイツ風カツレツ)のソースとしてもメジャー。

伝統的には、7種類のハーブ(ルリジサチャービルクレスパセリワレモコウスイバチャイブ:日本の七草粥みたいですね!)が用いられ、ベストシーズンは5月とされていますが、通年食べられます。

Handkäse ハンドケーゼ(手チーズ)

低脂肪の牛乳から作られるチーズで、脂肪分は1%未満、タンパク質は25%。低脂肪高タンパクの健康に良いチーズとして知られています。味は、独特の酸味と匂いがあって私はちょっと苦手。地元の人の中でも好き嫌いが分かれるようです。

ちなみに、職場の同僚に、「ハマコ、ハンドケーゼは食べられる?」と聞かれて、「いや無理!初めて食べた時は吐き出したよ!」と答えると、ニヤニヤ喜んでいました。日本人が外国人に、「納豆食べられる?」と聞く感覚と同じようです 😆 

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Von Karl Udo GerthEigenes Werk, CC BY-SA 3.0, Link

レストランでは、Handkäse mit Musik(音楽とチーズ)という名前の料理で提供されています。玉ねぎやスパイス酢でマリネしてあり、少しチーズのクセが抑えられています。なぜ『音楽』なのか?この料理を食べると胃腸の動きが良くなり、お腹が『音楽』を奏でるから、だそうです。なんだかチャーミングですね!

ヘッセン州のソーセージ

ドイツ全土には、ご当地ソーセージがありますが、ヘッセン州のソーセージを集めてみました!

Wurst ヴルスト=ソーセージ

Ahle Wurst アーレヴルウト

北ヘッセンで作られるドライソーセージ。食肉加工時に余ったくず肉や皮・内臓・脂身などから製造されます。イタリアのサラミに似ています。

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Von Foto von Hydro bei Wikipedia, CC BY-SA 4.0, Link

Frankfurter Gelbwurst フランクフルターゲルプヴルスト

Gelbとは黄色の意味。Gelbwurst(黄色ソーセージ)はドイツ全土にあり、別名Hirnwurst(脳ソーセージ)とも呼ばれています。昔は、動物の脳が材料の一部に使われていましたが、今日では禁止されています。様々な地域バージョンがあり、こちらはフランクフルト版。材料は主に豚肉と少しの仔牛肉、サフランで色付けされた中腸を皮にしています。マイルドな味付けで、子供達にも人気!

Frankfurter Würstchen フランクフルターヴルストヘェン

いわゆるフランクフルトソーセージ。chen(ヘェン)はドイツ語で小さいもの。日本のイメージよりも、だいぶん細長いですね!羊腸に豚肉を詰めて作られます。

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Von WordRidden / Jessica Spengler – https://www.flickr.com/photos/wordridden/3456404501/, CC BY 2.0, Link

Frankfurter Rindswurst フランクフルターリンツヴルスト

フランクフルトビーフソーセージ。100%牛肉で作られます。

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Von DontworryEigenes Werk, CC BY-SA 3.0, Link

Weckewerk ヴェッケヴェルク

主に北ヘッセンで製造されるソーセージ。食肉加工時に余ったくず肉や皮・血液・内臓と古く硬くなったパン、玉ねぎやスパイスを混ぜて作ります。Weckeとは、ヘッセン地方の方言で、パンの意味。

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Von CodcEigenes Werk, CC BY-SA 3.0, Link

 

いかがでしたか?フランクフルトに立ち寄った時は、是非いろいろ試してみてくださいね!




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