フェーダーバイサーをワイナリーで購入、ドイツの秋を楽しむ

秋の味覚 フェーダーバイサーとは

夏の終わりから秋にかけてドイツで楽しめる季節限定ワイン、Federweißer(フェーダーバイサー)。ドイツ語で白い羽という意味です。

ワインは、ぶどうの糖分を酵母が分解してアルコールを作るするのですが(アルコール発酵)、このフェーダーバイサーはまだ発酵の途中段階です。なので、ぶどうの糖分が多く残っていて甘い 😀 そしてシュワシュワと微炭酸です。ワインと違って濾過をしていないため、酵母もまだ豊富。白く濁っています。酵母が一生懸命働いているんだなぁと、目で見ても楽しめる飲み物です  😛 

昔はワイナリーでしか飲めなかったけど、今は気軽にスーパーでも買えます。

↑スーパーで並ぶフェーダーバイサー 1本2.99euroとお手頃

アルコール発酵とは!?生活に身近な化学反応
酵母や酵素の働きによって、糖からエタノール(アルコール)や二酸化炭素が作られる反応
C6H12O6(グルコース;ブドウ糖)→2C2H5OH(エタノール)+2CO2(二酸化炭素)
アルコールは糖分から作られるから、ワインの元になるブドウジュースはとても甘いんですね。フェーダーバイサーは、アルコール発酵途中なので、糖がまだ豊富に残っています。微炭酸は、生成物の二酸化炭素ですね。
日本酒はお米からできていますが、酵素がお米のデンプンを先ず糖に分解してから、アルコール発酵します。
パン作りのイーストも、パン生地中の糖分をアルコールと二酸化炭素に分解しています。パンが膨らんで、味わい深いのも、アルコール発酵のおかげ♪

新酒という意味のNeuer Wein(ノイアーヴァイン)のうち、白ワインはFederweißer(フェーダーバイサー)、赤ワインはFederroter(フェーダーローター)と呼ばれるます。でも、フェーダーバイサーという名前が流通しているため、赤ワインでもFederweißer, Rotと表示されることも多いです。

今回は、このフェーダーバイサーを、スーパーではなくワイナリーで購入したので、その購入方法と味の違いをレポートします  😛 

ワイナリー直販のフェーダーバイサーを買おう

きっかけ編

きっかけは、私のラボにいるワイン街道の出身者の一言。『ハマコ、この時期はフェーダーバイサーが美味しいよ。でも、買うなら絶対ワイナリーで!スーパーで売ってるものは、リアル・フェーダーバイサーではない!!

なに!スーパーのでも十分美味しいと思っていたが、これはリアル・フェーダーバイサーではないのか!是非試してみなければ!

とはいえ、どこで買えばいい?『ハマコ、もちろんワイナリーに決まっているじゃない。ワイン街道にはたくさんあるよ。』

いやいや、もっと詳細に教えてくれよ!美味しいうどんを食べたいっていう外国人に、香川に行け!というぐらいのざっくりとした説明 😥 しかし、これ以上つっこんでも仕方なさそうだったので、とりあえずワイン街道をドライブしてみることにしました。

ワイン街道とは?

ワイン街道って?『ハマコ、ワイン街道はめちゃくちゃ有名だから、ガイドブックには絶対乗っているよ。』と言われたものの、地球の歩き方では見事にスルー 😯 そう日本ではほとんど知られていないんです。でも、ドイツではとてもとても有名&人気。フランクフルトからおよそ100km、車で1時間少しでいけるという程よい距離感。知らないなんて勿体無い!

全長85kmのワイン街道、葡萄畑の中をドライブするのはとても気持ちいい!そして、街や畑の中に点在するワイナリーでは、試飲や直接ワインを格安で買うこともできます。レストラン併設のワイナリーもあって、とってもいい雰囲気!是非行ってみて!

フェーダーバイサーを売ってるワイナリーを発見!

ワイン街道を車で走っていると、Weingutの看板が頻繁に目に入ります。そう、このWeingutはドイツ語でワイナリーの意味日曜日でも営業しているワイナリーが多いです♪これ、ドイツでは大切

9月は、ワイナリーの看板に、Neuerwein, Federweißerあるよ!といった表示がされています。一見、入りにくそうな雰囲気だけれど、心配無用!中に入ると、ワイナリーで働く地元住人が暖かく出迎えてくれます 😉 

本物のフェーダーバイサーをゲット

じゃじゃじゃーん。これがワイナリー直販のフェーダーバイサー

『ハマコ、買うなら絶対ボトル買い。ちまちま買うんじゃない。美味しいから直ぐに無くなるよ。』という前途の知り合いの助言に従い、ボトル買い。

5Lで12euro(ボトル料金込み安!!しかも、めちゃくちゃ怪しい色 🙄 

泥水みたい…と夫と子供達に若干引かれつつ、ウキウキ気分で帰路につきました。なお、各所で言われていますが、フェーダーバイサーはどんどん発酵が進んでいるため、購入したら早めに冷蔵庫に入れたほうがいいです。酵母の動きを鈍くするため、冷やすんですね。また、二酸化炭素もじゃんじゃん作っているため、蓋を閉めっぱなしにしていると、大変なことになるかも… 💡 

ワイナリー直販のフェーダーバイダーの味

ぶっちゃけ、スーパーのと全然違う!!!見た目、香り、味、全てにおいてです。これがリアル・フェーダーバイサーか…

↑スーパー版

↑ワイナリー版

どれくらい違うのかというと、スーパーで買う讃岐うどんとv.s.香川のうどん屋で食べる讃岐うどん、というぐらいの違い!って、イメージ伝わるかしら…

まずは、見た目。ワイナリー直販のは、酵母が量が全然違います。濁っているというレベルを超えて、向こうが透けて見えないくらい。あんまり美味しそうな見た目じゃないです。

次に香り。スーパーのは、発酵臭?ちょっとあるかな〜、でもほとんどブドウジュースだなって感じたったのですが、ワイナリー直販のは酵母の香りがまずガツンとやってきます。この酵母の発酵の香り、パンの発酵の匂い、ご飯の炊ける匂い、アサヒビール酵母の匂いの混じったような感じ。こう書くと、美味しくなさそうなのですが、結構いい香り♪と感じます。

そして、味。スーパーのは、ちょこっと酸味のあるブドウジュース♪と思って飲みすぎたらアルコール注意ですよ〜って感じだったのですが、ワイナリー直販のは、甘みの中に酸味だけでなく刺激や苦味を複雑に感じます

ああ、ここに酵母が生きているんだなぁっていう力強さを感じます。

ちなみに、酵母が豊富なだけあって、飲みすぎるとお腹の調子が良くなりすぎ(?)て、下してしまう危険性もあるので要注意。日本の甘酒のイメージで、健康飲料なのかな?と思って聞いてみましたが、どうやらドイツ人には健康飲料という認識はないよう。ただ、秋を楽しむフェーファーバイサー♪という位置付けのようです。

みなさまも是非秋のフェーファーバイサー、できたらワイナリーで購入してみてくださいね!




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